膝関節のページ
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膝関節の骨と靭帯
膝関節は大腿骨、脛骨、膝蓋骨で構成された関節です。脛骨の外側には腓骨が寄り添うように並んでいます。
膝関節は人間の体の中で最も大きな荷重関節で、大腿骨と脛骨の部分には、骨と骨がこすれあわないように骨の表面は、なめらか関節軟骨で覆われています。また、関節軟骨同士の間には三日月型の半月板があり、衝撃の吸収や負荷を分散させるクッションの役割をしています。
関節部分は関節包で覆われており、関節包の内側の滑膜は関節液を分泌します。
軟骨、半月板、関節液により滑らかに膝関節がうごきます。
膝関節の怪我の種類
膝関節靭帯損傷
半月板損傷
半月板は大腿骨と脛骨による膝関節の間にある軟骨組織です。膝関節の間の内側と外側に2つあり三日月の形をしています。
半月板は、歩いたり走ったり飛んだ時の着地をしたときの膝関節に対してクッションのような役割と、膝と膝関節の安定の役割をしています。
半月板が、外部からの衝撃や圧力などにより損傷を受けると、半月板は炎症を起こし痛みを発するようになります。
半月板は、加齢により変性し損傷しやすくなりますので、日常生活でも半月板損傷が起こりやすくなります。
また、先天的に半月板の形が、円盤状半月の場合には小児の頃に半月板損傷を起こしやすいです。
変形性膝関節症
膝離断性骨軟骨炎
オスグッド病
正式には、オスグッド・シュラッター病といい、
成長期でスポーツをよくする人に多い疾患の為スポーツ疾患とも言えます。
膝蓋骨の下にある脛骨粗面が隆起して腫れや痛みが現れます。